今回は最終回、「職場のリーダー」です。
クリニックにとって一番重要な経営資源は、人,
すなわちスタッフです。
一般的には、衛生士・助手・受付事務というふうに役割を分担して
業務を行っています。
大規模なクリニックなら、それぞれの職務を数名ずつのスタッフで分担して行えますから、職務ごとにリーダーを決めてある程度権限を委譲して業務を遂行することができます。
しかし、通常はそれぞれ1名で運営しているケースがほとんどです。まして、人の入れ代わりが激しく、業務経験の少ないスタッフばかりというケースでは、院長自身がすべての業務に関わる必要があります。
そうなると、スタッフ全員のリーダーとしてモチベーションの向上に努めたり、スキルアップのための教育などの役割も果たしていかなければなりません。前述の大規模クリニックでもそれぞれのリーダーの取りまとめ役として、リーダーシップを発揮することが求められます。
「スタッフが育たなくて困っている」という声をよく耳にしますが、裏を返せば、院長が育てていないことが原因かも知れません。スタッフの教育に時間がかかるのは確かですが、だからといってスタッフ育成を放棄してしまってはクリニックの成長のスピードは遅くなってしまいます。
自らが考えて行動する「自走力」のあるスタッフを育てるには、何といってもリーダーである院長の粘り強い働きかけが重要です。そのためには、スタッフとの対話の場面をなるべく多く作り、相互に理解し合える関係作りからスタートしてください。
3回にわたって、歯科医院経営についての基本を述べてきました。
現状実態と理想には隔たりがあることを容認していては、経営の改善は望めません。院長の掲げる理想に一歩でも近づけるべく、粘り強い歩みを願ってやみません。
2010年05月12日
ドクターは一人三役 A経営者
今日は第二回目、「経営者」です。
突然ですが、開業の頃を思い出してください。
開業場所の選定から、資金調達、内外装工事、機材調達、
スタッフ募集…まさに事業家としてさまざまな経験を積まれ
今日があるのだと思います。いろんな人の手を借りながらも
最終的な意思決定者として、眠れない日々もあったでしょう。
さて、時は流れて現在。日々の医療業務に加えて、
クリニックの経営者として、医業収入を管理し
さまざまな経費支出、借入金返済を管理し、
顧客である患者さまへのリコールや広告などの増患対策など
マーケティング戦略全般を推進し、
さらには今後の投資計画の立案まで、
すべてにわたって意思決定を求められています。
気が休まるどころか、悩みの種がいっぱいですね。しかし、
経営者は好むと好まざるとに関わらず、
この種の問題解決を実行していかなければなりません。
クリニックの成功はすべて院長あなたにかかっているのです。
突然ですが、開業の頃を思い出してください。
開業場所の選定から、資金調達、内外装工事、機材調達、
スタッフ募集…まさに事業家としてさまざまな経験を積まれ
今日があるのだと思います。いろんな人の手を借りながらも
最終的な意思決定者として、眠れない日々もあったでしょう。
さて、時は流れて現在。日々の医療業務に加えて、
クリニックの経営者として、医業収入を管理し
さまざまな経費支出、借入金返済を管理し、
顧客である患者さまへのリコールや広告などの増患対策など
マーケティング戦略全般を推進し、
さらには今後の投資計画の立案まで、
すべてにわたって意思決定を求められています。
気が休まるどころか、悩みの種がいっぱいですね。しかし、
経営者は好むと好まざるとに関わらず、
この種の問題解決を実行していかなければなりません。
クリニックの成功はすべて院長あなたにかかっているのです。
2010年05月06日
ドクターは一人三役 @医療技術者
歯科クリニックの支援をしていて
日ごろから感じていること・・・それは
ドクターが何役もこなさなくてはならないこと。
まず、歯科医師として患者さまに医療技術を提供すること、
二つ目は、クリニックの経営者として意思決定すること、
そして、スタッフを育成ししながら、リーダーシップを発揮すること
です。
これから三回に分けて述べたいと思います。
今日は、第一回目「医療技術者」です。
ドクターは、医療技術提供者として患者と常に向かい合っています。
最近は患者さんもよく勉強していて、
きちんとした説明を求めています。
インフォームド・コンセント(説明と同意)ですね?
中には、無理難題を言ってくる患者さんもいます。
「痛くないって言ったじゃない!」
「何でこんなに何日も通わせるの?」
「よそじゃ保険が使えるって聞いたよ?」etc.
他に患者さんもいるので、言いたいことも言えず
ただただ、嵐が通り過ぎるのを待つ・・・そんな心境になります。
自分が選んだ職業とはいえ、つらいものですよね?
ビジネスですからトラブルはつき物です。
相手のせいにするのは簡単ですが、
ご本人も、困らせてやろうと思って
言ってる訳ではなさそうです。
もしかしたら、ドクターご自身の言い方が悪かったのかも知れません。
もしかしたら、スタッフ教育のいい事例になるかも知れません。
立ち止まってよく考え、経営に活かしてください。

日ごろから感じていること・・・それは
ドクターが何役もこなさなくてはならないこと。
まず、歯科医師として患者さまに医療技術を提供すること、
二つ目は、クリニックの経営者として意思決定すること、
そして、スタッフを育成ししながら、リーダーシップを発揮すること
です。
これから三回に分けて述べたいと思います。
今日は、第一回目「医療技術者」です。
ドクターは、医療技術提供者として患者と常に向かい合っています。
最近は患者さんもよく勉強していて、
きちんとした説明を求めています。
インフォームド・コンセント(説明と同意)ですね?
中には、無理難題を言ってくる患者さんもいます。
「痛くないって言ったじゃない!」
「何でこんなに何日も通わせるの?」
「よそじゃ保険が使えるって聞いたよ?」etc.
他に患者さんもいるので、言いたいことも言えず
ただただ、嵐が通り過ぎるのを待つ・・・そんな心境になります。
自分が選んだ職業とはいえ、つらいものですよね?
ビジネスですからトラブルはつき物です。
相手のせいにするのは簡単ですが、
ご本人も、困らせてやろうと思って
言ってる訳ではなさそうです。
もしかしたら、ドクターご自身の言い方が悪かったのかも知れません。
もしかしたら、スタッフ教育のいい事例になるかも知れません。
立ち止まってよく考え、経営に活かしてください。


