2010年05月12日

ドクターは一人三役 B職場のリーダー

今回は最終回、「職場のリーダー」です。

クリニックにとって一番重要な経営資源は、人,
すなわちスタッフです。
一般的には、衛生士・助手・受付事務というふうに役割を分担して
業務を行っています。
大規模なクリニックなら、それぞれの職務を数名ずつのスタッフで分担して行えますから、職務ごとにリーダーを決めてある程度権限を委譲して業務を遂行することができます。

しかし、通常はそれぞれ1名で運営しているケースがほとんどです。まして、人の入れ代わりが激しく、業務経験の少ないスタッフばかりというケースでは、院長自身がすべての業務に関わる必要があります。

そうなると、スタッフ全員のリーダーとしてモチベーションの向上に努めたり、スキルアップのための教育などの役割も果たしていかなければなりません。前述の大規模クリニックでもそれぞれのリーダーの取りまとめ役として、リーダーシップを発揮することが求められます。

「スタッフが育たなくて困っている」という声をよく耳にしますが、裏を返せば、院長が育てていないことが原因かも知れません。スタッフの教育に時間がかかるのは確かですが、だからといってスタッフ育成を放棄してしまってはクリニックの成長のスピードは遅くなってしまいます。

自らが考えて行動する「自走力」のあるスタッフを育てるには、何といってもリーダーである院長の粘り強い働きかけが重要です。そのためには、スタッフとの対話の場面をなるべく多く作り、相互に理解し合える関係作りからスタートしてください。

3回にわたって、歯科医院経営についての基本を述べてきました。
現状実態と理想には隔たりがあることを容認していては、経営の改善は望めません。院長の掲げる理想に一歩でも近づけるべく、粘り強い歩みを願ってやみません。

posted by 経営戦略研究所 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科医院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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